林齢構成.gifスギ、ヒノキのこの林齢構成に危機感を覚えます。

国産材をただ使えばいいってもんじゃないのです。現時点ではこれから伐期を迎える50年生の林が多いのですが、そのあとは激減。持続可能性を思うなら、伝統的な大工の技を持続していくことが大切。これから迎えるピークをすべて伐ってしまったら、”真っ当な木造住宅”ができなくなってしまう。もっともっと丁寧に今ある木材資源を使って、再造林をしないと...

スギ、ヒノキの無垢材の家造りをお願いいたします。無垢材の材料の欠点のほとんどは「材」の欠点ではありません。よい職人によい仕事を!!

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2008年12月13日

国産材を使えばいいってもんじゃない

最近、国産材の集成材とかが妙に増えました。
「国産材利用」などで、補助金が入った集成材工場が九州その他で稼働しているためです。

そういった工場のまわりのスギやヒノキの森林(やま)が、再造林されずにハゲ山になっているそうです。

現在の日本の森林(やま)の林齢構造を考えると、そんなことをしていてはいけないことが一目でわかるはずなのに。でも、一度「工場」を作ってしまうと「(どんどん赤字が溜まる一方なので)とにかく工場設備を稼働させなくてはならない」という状況になってしまいます。これを悪循環といいます。
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posted by ひだまりミュゼ at 18:50| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 林業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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