テーマは、
構造的に大丈夫か? リノベーションできるかどうか?
まず床下。
30年前で、しかも分譲住宅地内でしたので、予想どおりですが「米ツガ」でした。幸い、丘陵地で「地勢」がよく、土台や大引など木材には特に問題がありませんでした。
大事なのは「地勢」なのだということを再確認。
ですが、残念なことに基礎はちょっと残念。
次に小屋裏、ここも米ツガ。現時点で特に問題はありませんでした。
これまで、スギやヒノキの良い無垢材をみてきてしまった感覚から、ほぼこのまま住むのならばこれもまたよし(リフォーム100万円以下)、ですが、米ツガ材の家を何百万もかけてリノベーションする気にはどうしてもなれません。
「良い材」とは多分に感覚的なものなのでしょう。でもこの人の持つ「感覚」が、住まいで一番大切なものなのです。「なにか違和感がある」というところは大切にしましょう。