林齢構成.gifスギ、ヒノキのこの林齢構成に危機感を覚えます。

国産材をただ使えばいいってもんじゃないのです。現時点ではこれから伐期を迎える50年生の林が多いのですが、そのあとは激減。持続可能性を思うなら、伝統的な大工の技を持続していくことが大切。これから迎えるピークをすべて伐ってしまったら、”真っ当な木造住宅”ができなくなってしまう。もっともっと丁寧に今ある木材資源を使って、再造林をしないと...

スギ、ヒノキの無垢材の家造りをお願いいたします。無垢材の材料の欠点のほとんどは「材」の欠点ではありません。よい職人によい仕事を!!

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2008年08月31日

BS(コストバランス)の使い方

東京の木で家を造る会での最低限度仕様(これ以下には落とせないという仕様)で、

構造:仕上げ:設備=3:5:2

の割合となることがわかった。
坪単価(30坪程度の家)でみると、昨年までの値段(資材高騰前)で坪65万円が最低レベル。(最低レベルといっても、平均的な家と比べると質的なグレードはかなり高い。大きな無垢の梁、無垢の大黒柱、ヒノキ赤み材の土台などなど...)

ということは、
現時点で「坪70万円」として、
構造:仕上げ:設備=21万円:35万円:14万円
となる。

設備は最低グレードなので、これはそれほど落とせない。
となると、設備の14万円をベースとして、坪単価を比較してみることが可能になる。(大量に設備機器を納入して機器のコストは2〜3割下げられるだろうが、設備工事などの人件費を含めるとそれほど大きく変わらない。)

うちの会(坪70万円)では、構造と仕上げに坪56万円(30坪として1680万円)使っている。
ということは、
坪40万円とかいっているハウスメーカーの家は、構造と仕上げに坪40-設備14=26万円(30坪として780万円)しか使えないことになる。これではいい木造住宅が経つ訳がない。ましてや坪30万円の家など構造と仕上げに16万円、30坪の家として、一番肝心な構造と仕上げがわずか480万円!!

不動産業界でいう建て売りの家800万円説はこんな感じ。

逆にプレハブなんかで、豪華なキッチンセットや設備をいれて、坪70万円だとしても、設備に坪30万円もかかっていたんでは、構造と仕上げに40万円しか使えない。

もっとも、ハウスメーカーの場合は、TV広告などに有名なタレントを広告に使ったりしているから、広告宣伝費や管理部門の人件費に坪5-10万円ぐらいは使っているんじゃないでしょうか? これはもう少し調べてみたいですね。

となると、家にとって肝心な「構造と仕上げ」は。同じ坪単価でもハウスメーカーの少なく見ても2倍以上かけて丁寧につくっているのがうちの会の家ということに気がつく。

ほんとうは、完成した現場の素材や香りや造りをみれば、一発でわかるんですけどね。予算が限られている人が、20年ぐらいで使えなくなってしまう豪華?なキッチンセットに走ってしまうのはなぜなんでしょうね?

追記;
住んでみるともっと違いがわかるそうです。
早く自邸を設計したいもんです(笑)。



ラベル:BS
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posted by ひだまりミュゼ at 11:43| Comment(0) | コスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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