林齢構成.gifスギ、ヒノキのこの林齢構成に危機感を覚えます。

国産材をただ使えばいいってもんじゃないのです。現時点ではこれから伐期を迎える50年生の林が多いのですが、そのあとは激減。持続可能性を思うなら、伝統的な大工の技を持続していくことが大切。これから迎えるピークをすべて伐ってしまったら、”真っ当な木造住宅”ができなくなってしまう。もっともっと丁寧に今ある木材資源を使って、再造林をしないと...

スギ、ヒノキの無垢材の家造りをお願いいたします。無垢材の材料の欠点のほとんどは「材」の欠点ではありません。よい職人によい仕事を!!

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2008年11月08日

国産スギ・ヒノキ丸太、採算悪化で伐採進まず

今朝の日経によると10月の全国の原木市場の相場平均は、
スギ柱用丸太 11,600円(前月比+600円、7月比+1,900円,+19.5%)
ヒノキ柱用丸太 19,000円(前月比+600円、7月比+2,700円,+16.5%)
とのこと。

記事では、「例年九月ごろから丸太の伐採期に入る。」とあるが、近年では気温上昇からかまだ木は水を吸い上げており、伐り旬(水を吸い上げなくなってから)が遅れているとの話しもある。奥多摩エリアでは11月以降。

しかし、「採算悪化で伐採業者は出荷意欲が落ちており、注文が入った分しか伐採しない」(問屋)というのはほんとうであろう。伐っても仕方がない。林齢構成をみても、これから先、資源量は急激に減っていくのがわかっているのに、「丸太高・製品安」である今出す必要はない。というのが、まっとうな見方であろう。

林業の時間はそれほどゆったりと流れている。


国産スギ・ヒノキ丸太、供給減で値上がり、採算悪化で伐採進まず。
2008/11/08, 日本経済新聞 朝刊, 25ページ

 製材用に使う国産丸太の価格が上昇している。全国森林組合連合会(東京・千代田)によると十月の全国の原木市場の相場平均はスギ柱用丸太が一立方メートル一万千六百円と前月比六百円高。ヒノキ柱用も一万九千円と六百円高になった。七月以降、スギが千九百円(一九・五%)、ヒノキが二千七百円(一六・五%)上げた。
 例年九月ごろから丸太の伐採期に入る。だが今年は十月を過ぎても「採算悪化で伐採業者は出荷意欲が落ちており、注文が入った分しか伐採しない」(問屋)という。供給が減少し需給が引き締まっている。
 合板メーカーが原料をロシア産丸太から国産スギ丸太に切り替え、合板工場に流れる品が増えていることも影響した。一部の製材工場では国産丸太の取り合いも出てきている。
 国産丸太から作る製材品の価格は低迷している。住宅着工減で製材品の需要は減っており「価格は現状維持がやっと」(問屋)。「丸太高・製品安」の状況がしばらく続きそうだ。




posted by ひだまりミュゼ at 10:20| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 林業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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