林齢構成.gifスギ、ヒノキのこの林齢構成に危機感を覚えます。

国産材をただ使えばいいってもんじゃないのです。現時点ではこれから伐期を迎える50年生の林が多いのですが、そのあとは激減。持続可能性を思うなら、伝統的な大工の技を持続していくことが大切。これから迎えるピークをすべて伐ってしまったら、”真っ当な木造住宅”ができなくなってしまう。もっともっと丁寧に今ある木材資源を使って、再造林をしないと...

スギ、ヒノキの無垢材の家造りをお願いいたします。無垢材の材料の欠点のほとんどは「材」の欠点ではありません。よい職人によい仕事を!!

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2008年12月17日

これでも下地板...

荒床.jpg
2階の床の下地板です。一枚一枚、貼っていきます。
このままでもいいぐらいの美しさです(笑)。
こういうところに「手間」をかける意味、わかりますか?
現在の「普通」の木造住宅では、床下地はほぼ合板です。
この写真のような工法は、いまや「絶滅危惧種」といってもいいでしょう...

この下地材があるかないかで、床の「踏み心地」が格段によくなります。
踏んだ時の衝撃(音と振動)も吸収してくれます。
合板フローリングは「カチカチ」です。

さて、その他のメリットを並べます...

細かい下地材を無垢でとることにより、原木の歩留まりが良くなります。
そして、加工していないので、製材時の環境負荷が圧倒的に少なくて済みます。
合板のように接着剤を使用していないので健康的にも安心です。
さらに、湿度の吸放出もします。
廃棄時にも燃やせます...ペレットなどにも再利用できます。
香りもほのかに...

欠点は、「手間」がかかること。

最近の住宅は(住宅に限りませんが...)、この「手間」を省きます。
「人件費」が「コスト」としかみることができなくなってしまったから...

よく考えると、これって「木を見て、森を見ず」の典型ですね。

資本主義(=会社主義)の問題は、「人件費」を「コスト」としかみられなくなってしまうところにあるように思います。せっかく世界的にバブルがはじけたのだから、今度こそ、じっくりと次のシステムを考えてみるのもいいのかもしれません。

昔の宮大工は、仕事がないときは「畑」をやっていた。

そういう仕組みのほうが強いと感じています。中途半端な仕事に手を染めずに。


ラベル:内装
posted by ひだまりミュゼ at 20:40| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 棟梁とつくる家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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