「200年住宅」という言葉が一時マスコミに流れました(平成19年の5月ごろ)。
その後、名称は変遷し、「モデル事業」を募集するときには、「超長期住宅」へ(平成20年度)。
そして、昨年末(平成20年12月5日)に公布された法律名は、
「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」
になったんだそうだ。
まだ施行前だが、その講習会に参加してきた。
評価基準に関しては、複雑な割には基準がいいかげん、内容についても「劣化」と他の8項目が並列に並んでいるだけでバラバラ。
基準を満たせば、わずかな減税措置や住宅ローンのメリットがあるようだが、こんなことで「長期優良住宅」ができるとはとても思えませんね。
だって、一番肝心な「木構造の材料」に関しては、ほとんど何も書かれていない。
書かれているのは、「(土台まわりに使える)高耐久性の樹種の例」ぐらい。
そこには、スギが載っていない。スギの赤みを土台に使うのがいちばんいい地域もあるのだ。それに例えばヒノキといったって、白身を使ったんではダメだ。
一番効果のある方策は、簡単だ。
築後10年以内に壊した場合は、300万円
築後20年以内に壊した場合は、200万円
築後30年以内に壊した場合は、100万円
築後40年以内に壊した場合は、50万円
築後50年以内に壊した場合は、20万円
のペナルティーを課す。
ただそれだけで、みんなものすごく考えるようになるだろうし、絶対に効果が上がると思いますよ。中古市場も自然と活性化するでしょう。
とうぜん、環境負荷の軽減にもつながります。
スギ、ヒノキのこの林齢構成に危機感を覚えます。国産材をただ使えばいいってもんじゃないのです。現時点ではこれから伐期を迎える50年生の林が多いのですが、そのあとは激減。持続可能性を思うなら、伝統的な大工の技を持続していくことが大切。これから迎えるピークをすべて伐ってしまったら、”真っ当な木造住宅”ができなくなってしまう。もっともっと丁寧に今ある木材資源を使って、再造林をしないと...
スギ、ヒノキの無垢材の家造りをお願いいたします。無垢材の材料の欠点のほとんどは「材」の欠点ではありません。よい職人によい仕事を!!
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2009年02月20日
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