2009/03/25 日経BP
確認申請以外に必要な設計図書は、
「基礎の状況がわかる資料」
「2階の状況がわかる資料」
「防水措置の状況がわかる資料」
の3項目。
とはいえ、矩計図があればいいので、ほとんど問題なし。
問題があるとすれば、「基礎」の状況でしょう。これに関しては、次のエントリーにて。
●瑕疵保険の申し込みに必要な設計図書(4号建築物の場合)
(1)付近見取り図
(2)配置図
(3)平面図
(4)立面図(またはこれに代わる図面など)
(5)基礎の状況がわかる資料(A〜Dのどれでもよい)
A.基礎伏せ図と矩計図
B.基礎伏せ図と断面図
C.基礎の断面、配置、配筋状況がわかる資料
D.平面図や立面図への、Cに相当する内容の追記
(6)2階の状況がわかる資料(A〜Cのどれでもよい)
A.2階床伏せ図
B.2階の床の火打ち梁の位置がわかる資料
C.平面図への、Bに相当する内容の追記
(7)防水措置の状況がわかる資料
(A〜Dのどれでもよい)
A.矩計図
B.断面図
C.外壁、屋根、バルコニーの防水措置の状況がわかる資料
D.平面図や立面図への、Cに相当する内容の追記
このうち(1)〜(4)は、いわゆる4号建築物(小規模な木造建築物)の建築確認申請に必要な設計図書でもある。(5)〜(7)の内容は、確認申請には必要とされない。(5)〜(7)の各選択肢のうち赤字で示したものを選ぶと、瑕疵保険のために新たな設計図書を用意しなくても、(3)の平面図や(4)の立面図に追記することで対応できる。
ラベル:瑕疵