結局時代が変わっただけなのだということをつくづく感じた。棟梁たちはほとんど変わっていない。
施主の年収が少なくなって、これからの人はコストを意識せざるを得なくなる。将来も不安定。そういう時代になるといくら初期投資を多少増やしてでも長持ちする構造のしっかりした腐りにくい地場の無垢の木がいいとわかっていても、先だつものの重みを考慮せざるを得なくなる。
将来がわからないなかで、数千万円の借金を背負う訳にはいかない。
低予算でいい家を造る方法を具体的に考えていかないといけない。節があっても腐りにくいくて長持ちする構造のしっかりした家。
そのための最低限の仕様。その人の格というのは、資金力で決まる訳ではない。最低限の仕様が、格を決める訳ではないのだから、むしろそこにこそ設計が施主と棟梁の間でめんどうをみる意味があるんじゃないのかとつくづくそう思う。
それは、いつもの作品を売る有名な設計者では無理なのかもしれない。人はそれぞれ違うからその人の良さをいかに引き出すかにかかってくる。
設計者の紹介にこれをまとめなおして出したい。
スギ、ヒノキのこの林齢構成に危機感を覚えます。国産材をただ使えばいいってもんじゃないのです。現時点ではこれから伐期を迎える50年生の林が多いのですが、そのあとは激減。持続可能性を思うなら、伝統的な大工の技を持続していくことが大切。これから迎えるピークをすべて伐ってしまったら、”真っ当な木造住宅”ができなくなってしまう。もっともっと丁寧に今ある木材資源を使って、再造林をしないと...
スギ、ヒノキの無垢材の家造りをお願いいたします。無垢材の材料の欠点のほとんどは「材」の欠点ではありません。よい職人によい仕事を!!
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2009年10月28日
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