林齢構成.gifスギ、ヒノキのこの林齢構成に危機感を覚えます。

国産材をただ使えばいいってもんじゃないのです。現時点ではこれから伐期を迎える50年生の林が多いのですが、そのあとは激減。持続可能性を思うなら、伝統的な大工の技を持続していくことが大切。これから迎えるピークをすべて伐ってしまったら、”真っ当な木造住宅”ができなくなってしまう。もっともっと丁寧に今ある木材資源を使って、再造林をしないと...

スギ、ヒノキの無垢材の家造りをお願いいたします。無垢材の材料の欠点のほとんどは「材」の欠点ではありません。よい職人によい仕事を!!

最近の記事

2008年12月09日

真っ当な木造住宅

坪単価で30万円の木造住宅ってなに?

ざっくりといってしまうと、
集成材と集成梁を金物でくっつけて、あとは合板をバンバン打ち付ける工法。
カナダで開発された素人でも組み立てられるツーバイフォーと基本的には全く同じ。

わかりやすいところで、「牛肉」に例えると、100グラム300円とかの安い輸入肉と同じですね。坪30万円では集成材や合板だから、一枚肉ではなくて加工肉ですかね??

我々の会でやっている住宅は、国産(しかも地元産)の木造で、構造には合板や集成材を一切使いません。ですが、「木造住宅」という全体のなかでのランクでいえば、「ちょうど真ん中あたり」ということになると思っています。高級品ではありません。「普通」です。上には上があります。

標準的な家は、100グラム1000円以上する「高級黒毛和牛」ではありません(笑)。
牛肉で言えば、700〜800円ぐらいでしょうか???(もう少し調べなくては…汗)

構造材をすべてヒノキすれば、さらにランクアップ。
床材を「無節(節がない)材」にする方法も選べます。
などなど、、、ほんとうに上をみればいろいろなやり方があります。

サステイナブル(持続可能性、再利用や廃棄まで)を考えると、最低限の仕様がみえてきます。
それとも「消費するだけの家」を購入しますか?
posted by ひだまりミュゼ at 12:36| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月31日

BS(コストバランス)の使い方

東京の木で家を造る会での最低限度仕様(これ以下には落とせないという仕様)で、

構造:仕上げ:設備=3:5:2

の割合となることがわかった。
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ラベル:BS
posted by ひだまりミュゼ at 11:43| Comment(0) | コスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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