林齢構成.gifスギ、ヒノキのこの林齢構成に危機感を覚えます。

国産材をただ使えばいいってもんじゃないのです。現時点ではこれから伐期を迎える50年生の林が多いのですが、そのあとは激減。持続可能性を思うなら、伝統的な大工の技を持続していくことが大切。これから迎えるピークをすべて伐ってしまったら、”真っ当な木造住宅”ができなくなってしまう。もっともっと丁寧に今ある木材資源を使って、再造林をしないと...

スギ、ヒノキの無垢材の家造りをお願いいたします。無垢材の材料の欠点のほとんどは「材」の欠点ではありません。よい職人によい仕事を!!

最近の記事

2009年10月28日

大工棟梁さんたちと話していて思ったこと

結局時代が変わっただけなのだということをつくづく感じた。棟梁たちはほとんど変わっていない。

施主の年収が少なくなって、これからの人はコストを意識せざるを得なくなる。将来も不安定。そういう時代になるといくら初期投資を多少増やしてでも長持ちする構造のしっかりした腐りにくい地場の無垢の木がいいとわかっていても、先だつものの重みを考慮せざるを得なくなる。

将来がわからないなかで、数千万円の借金を背負う訳にはいかない。

低予算でいい家を造る方法を具体的に考えていかないといけない。節があっても腐りにくいくて長持ちする構造のしっかりした家。

そのための最低限の仕様。その人の格というのは、資金力で決まる訳ではない。最低限の仕様が、格を決める訳ではないのだから、むしろそこにこそ設計が施主と棟梁の間でめんどうをみる意味があるんじゃないのかとつくづくそう思う。

それは、いつもの作品を売る有名な設計者では無理なのかもしれない。人はそれぞれ違うからその人の良さをいかに引き出すかにかかってくる。

設計者の紹介にこれをまとめなおして出したい。


posted by ひだまりミュゼ at 23:06| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 棟梁とつくる家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月27日

「借地権」「定期借地権」の復活を願う

私が住んでいる日野市界隈の「新規戸建て住宅」にかかる費用は、土地と建物をあわせて少なくとも4000万円ぐらいは必要。それでも、1000万円の自己資金があるとして、3000万円の住宅ローンを組まなくては行けません。年収が500万円ぐらいはないと厳しいところです。

土地は、40坪と控えめにしても2400万円(坪60万円と安めに見積もって)。手数料や税金などの諸経費でだいたい2500万円。

ということは、建築にかけられる費用はわずか1500万円。30坪の家を建てるとして、諸経費を考えると坪単価は50万円以下。これでは、坪30万円以下を謳い文句にしている格安ハウスメーカーにせざるを得ません。(ちなみに、日経ホームビルダーの記事によると、格安ハウスメーカーの実際の坪単価は40万円台後半のようです。)

土地が大きな問題。

土地さえ持っていれば、建築に2500万円ぐらいは楽にかけられるようになります。そこで気になったのが「借地権」。

昔の庶民は、「借地」をして家を建てている。ところが、最近はこの「借地」が全くといっていいほど出てこない。近所の大家さんに聞くと「借地はもうしない」と判を押したような返事。借地料はなかなか上げられない。実際固定資産税よりも安い借地料がまかりとおっている。土地を取られたようなもの。。。

今後の日本の住宅を考える場合、「借地」がひとつ大きな話題になってくるように思います。なにか土地持ちの人にもメリットのある形で「借地」が再び流通することを願っています。

かくいう私も、「借地」について、いろいろ模索しているところです。

あまりにも「借地を借りる側:が有利になりすぎてしまった結果、あとに続く庶民が借地できないという状況になってしまっています。「借地の復活」は、内需拡大にとてもいい政策になると思います。
posted by ひだまりミュゼ at 22:41| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 土地の話し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月04日

築30年の木造住宅

日野市内の築30年ぐらいの木造住宅をみせていただきました。

テーマは、
構造的に大丈夫か? リノベーションできるかどうか?

まず床下。
30年前で、しかも分譲住宅地内でしたので、予想どおりですが「米ツガ」でした。幸い、丘陵地で「地勢」がよく、土台や大引など木材には特に問題がありませんでした。

大事なのは「地勢」なのだということを再確認。

ですが、残念なことに基礎はちょっと残念。
次に小屋裏、ここも米ツガ。現時点で特に問題はありませんでした。

これまで、スギやヒノキの良い無垢材をみてきてしまった感覚から、ほぼこのまま住むのならばこれもまたよし(リフォーム100万円以下)、ですが、米ツガ材の家を何百万もかけてリノベーションする気にはどうしてもなれません。

「良い材」とは多分に感覚的なものなのでしょう。でもこの人の持つ「感覚」が、住まいで一番大切なものなのです。「なにか違和感がある」というところは大切にしましょう。
posted by ひだまりミュゼ at 21:42| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | いろいろないえ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月31日

今年も都立工芸高で特別授業

都工芸高20090525.jpg

今年も都立工芸高校で特別授業をやらせていただきました。
与えられたお題は、

「日本の森林を元気にするには」

ということで、東京の林業をメインにいえづくりや職人さんの話し。持続可能な林業の形も「林齢構成」をみながら、、、一般向け講座よりもレベル高いかも。

ほんとうは、ワークショップのときの写真を載せたいのですが、生徒さんが写ってしまうので無理。手前に並べてある「材料」がワークショップの材料です。理屈よりも、スギやヒノキや外材などを実際に感じてもらいました。

無垢の木の感触、無垢の木のよさ...

じつは、これがいちばん大切だったりします。
この講座がいちばんおもしろいな...笑
posted by ひだまりミュゼ at 12:26| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月17日

ゴーヤーカーテン

ケアタウンゴーヤー.jpgバルコニーにゴーヤーカーテンを設置しました。
今年は、バルコニーの手摺から木枠を立ち上げて、サッカーゴールのようにネットを貼ってみました。これで、バルコニー内のスペースも十分に確保されます。

ゴーヤのほかにも、ひょうたんやキュウリ、朝顔...
今年の夏にまた伺います♪

植物を使った日除けは、いちばん気持ちがいいですよ。効果も抜群ですしね。

ラベル:開口部
posted by ひだまりミュゼ at 14:50| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 性能/設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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